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ピアノの処分方法は?種類別の捨て方や処分の費用相場を解説

弾かなくなったピアノが家にあるけれど、愛着があるしもったいないので処分できないという人は少なくありません。不要なピアノは場所をとるため、思い切って処分すると部屋が広く使えるようになるでしょう。 しかしピアノを処分しようとしても、どのような方法があるのか分からなくて困ってしまいがちです。 この記事では、ピアノの処分方法や処分費用について解説しています。併せて買い取り業者も紹介しているので、ピアノの状態やライフスタイルに合った処分方法をお探しの人はぜひ参考にしてください。

目次

ピアノの種類

不要なピアノを処分するとき、考慮に入れたいのがピアノの種類です。種類ごとの特徴を把握して、最適な処分方法を選びましょう。

アップライトピアノ

アップライトピアノはコンパクトなデザインながら限られたスペースでもリアルな音を楽しめるため、多くの人々に愛されています。 子供の習い事や趣味で購入する人もいるため、アップライトピアノは比較的買取りが容易な商品です。また、重量も200kg~250kg程度でグランドピアノと比べると軽量です。しかし移動作業には最低でも2人必要なため、処分費用は高額です。

電子ピアノ

電子ピアノは半世紀ほど前に誕生し、現在では新品ピアノ購入者の90%以上が電子ピアノを選ぶほどの人気があります。電子ピアノは需要が高いため、もし問題なく使える場合は売却を検討するのがおすすめです。電子ピアノはアコースティックピアノに比べて40㎏~80㎏と軽く、1人~2人で運べます。そのため、処分費用はアコースティックピアノより低い傾向があります。

グランドピアノ

グランドピアノは高度な技能を持つピアニストや専門家向けに作られており、小型のものであっても150cm以上の大きさがあります。また、重量はおよそ250kg~400kgあるため、移動や輸送には少なくとも3人が必要です。人件費がかかるため他のタイプのピアノに比べて処分費用が高くなりがちです。

ピアノの処分方法

ピアノは種類や状態により、適した処分方法が異なります。ここからは、ピアノの処分方法を6つ紹介していきます。

粗大ごみとして処分する

ほぼ全ての自治体でアコースティックピアノは処理困難物とされ、粗大ごみで回収できません。電子ピアノについては大多数の自治体で回収でき、費用は500円~数千円が相場です。

お住まいの自治体で回収できるかホームページで確認してみましょう。

知人や友人に譲る

身近な人に譲るのは、愛用していたピアノと完全にお別れしたくない人におすすめの手放し方です。ただし、高額な運送費用がかかるので注意が必要です。トラブルを防ぐため、事前にピアノの状態を確認してもらいましょう。

フリマアプリ・オークションに出品する

フリマアプリやオークションを利用すれば、ピアノの買取専門店では価格がつかないピアノでも売れる可能性があります。アクセサリー類や包装材が揃っている61鍵盤の電子ピアノや、YAMAHA製の電子ピアノが特に人気があります。

ピアノ買い取り業者に買い取りを依頼する

ピアノ専門の買い取り店では、有名メーカーのピアノなら購入後30年~40年経過しても価格が付く可能性があります。ただしピアノのタイプや状態により、買い取りできないこともあります。ピアノの情報を伝えるだけで無料査定できる業者が多いため、問い合わせてみましょう。

寄付する

寄付するとピアノを使ってもらえ、音楽で誰かを喜ばすことができます。幼稚園やNPO法人などに問い合わせしてみましょう。

また、電子ピアノに関しては「楽器寄付ふるさと納税」の対象で、電子ピアノの査定額を税金控除してもらえます。

不用品回収業者に依頼する

ピアノの処分は、人件費、運搬費、解体・組立費などがかかるため料金が高くなりがちです。しかし不用品回収業者では、全ての作業をまとめて見積もりを出すので安くなる傾向があります。そのため特に買い取り価格がつかないピアノの処分におすすめです。

ピアノ処分にかかる費用

ピアノはサイズが大きく重量もあるため、移動する際に特別な費用がかかります。どのような費用が必要なのか、ここから詳しく解説していきます。

解体・組み立て費用

解体・組立費とは、ピアノが大きすぎてそのままの形で外に運び出せないときに必要な費用です。解体してから運び出し、移動後に再組立をおこなう作業のための出費を指します。 解体・組立費はグランドピアノ、アップライトピアノ共に30,000円以上が相場です。ただし、解体と再組立の作業が必要ないと判断された場合、この費用は必要なくなります。

搬出費用

搬出費用は、ピアノを搬出するために必要な出費を指します。ピアノの持ち運びは重量が大きいために困難で、そのために複数の作業員が必要となります。一人当たりの人件費は日額8,000円から15,000円程度で、作業自体は大体半日程度で完了することが一般的です。

またピアノの設置場所によっては追加料金が発生します。具体的には、階段利用はアコースティックピアノでは1階ごとに5,000円以上、電子ピアノでは2,500円以上が相場です。クレーン車の利用は10,000円以上、手吊り作業も10,000円以上が加算されます。

運搬費用

ピアノの運送費用は、運送距離やピアノの重さにより変動します。運搬費を節約するため重いピアノを自力で運搬することは危険で、ピアノが故障する可能性もあるためおすすめできません。

おすすめのピアノ買い取り業者

ここからは、ピアノの買い取りができる業者を紹介していきます。それぞれサービスに特徴があるので、ご自分の好みに合った業者を選びましょう。

ヤマハピアノサービス

ヤマハピアノサービスでは、ヤマハ製のアコースティックピアノなら30年以上前の製品でも買い取り対象としているピアノ買い取り業者です。ただし、ヤマハ製でも電子ピアノは買い取り対象外です。査定額は運搬費を含んでいる総額表記なため追加料金はかからず、実情と違う情報を提供した場合を除き査定額の100%が保証されます。買い取ったピアノは、修理後インターネットなどで販売されています。

タケモトピアノ

TVのCMで有名なピアノ買い取り大手のタケモトピアノは、査定から販売、海外への輸出までをトータルでおこなっている業者です。電話またはインターネットでの問い合わせの際に必要な情報は、ブランド名、型番、製造番号、ペダルの数のみです。ピアノを修理するノウハウがあるため、キズや汚れのあるピアノでも買い取りできるのが特長です。

伸和ピアノ

伸和ピアノではトラブルやクレームが発生しないように専門スタッフが訪問し、ピアノを直接見て査定する方針を取っています。伸和ピアノはHP上で買い取り参考価格を提示しているため、金額を把握した後に無料の査定を申し込むとよいでしょう。

ジャパンピアノサービス

ジャパンピアノサービスは、ピアノの処分にあまり手間をかけたくない人向けのピアノ買い取り業者です。無料査定を電話かインターネットでおこない、引き取り当日にピアノの状態はチェックしますが傷による査定額のマイナスはありません。また、希望すればピアノを引き取る際に現金で買い取り代金を支払ってもらえるため、代金が振り込まれたか確認する手間もかかりません。

富士楽器

買い取りだけではなく国内2か所のショールームで中古ピアノの販売もおこなっている富士楽器は、忙しい人におすすめしたいピアノ買い取り業者です。電話やインターネットで無料査定でき、ピアノの引き取りと同時に買い取り金額が支払われます。出張査定への対応や、代金振り込みの確認などの手間がかからず、スピーディーに売却できます。

まとめ:ピアノの処分なら不用品回収がおすすめ

ピアノは家財道具の中でも特に重さがありサイズも大きいため、手放すときに手間がかかりがちです。

買い取り業者に売却できれば運搬費がかからず処分できますが、査定を受ける際に型番や傷の確認などが必要で手間がかかります。しかも買い取りを断られてしまったら、違う処分方法を検討する必要がでてきます。

不用品回収業者なら状態にかかわらずピアノを処分できます。貴重な時間を無駄にせずにピアノを処分し、楽に広々としたスペースを手に入れることができるでしょう。

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