遺品整理の見積もりのポイント3選!業者選びの注意点も解説
「遺品整理ってどれぐらいかかるのかな?」
「見積もりを取りたいけど、どうやればいいんだろう?」
大切な人がなくなった際に遺品整理で金額のことは考えたくはないかもしれませんが、できることなら安く済むに越したことはないでしょう。
この記事では
- 遺品整理の費用相場
- 遺品整理の見積もりの取り方
- 遺品整理見積もりのポイント
- 遺品整理の見積もりを安くするコツ
- 業者選びの注意点
ここでは遺品整理の見積もりについて詳しく見ていきましょう。
遺品整理の費用相場
遺品整理の費用相場は部屋の間取りによって大きく変動します。
またクリーニングや各種オプションを付けた場合でも変わってきますが、以下の表を目安にしてください。
間取り | 料金相場 | 作業時間 |
---|---|---|
1R・1K | 30,000~80,000円 | 1~2時間 |
1DK | 50,000~120,000円 | 2~4時間 |
1LDK | 70,000~200,000円 | 2~6時間 |
2DK | 90,000~250,000円 | 2~6時間 |
2LDK | 120,000~300,000円 | 3~8時間 |
3DK | 150,000~400,000円 | 4~10時間 |
3LDK | 170,000~500,000円 | 5~12時間 |
4LDK以上 | 220,000円以上 | 6~15時間 |
遺品整理の見積もりの取り方
遺品整理を委託する前に複数の業者にコンタクトして見積もりを取得しましょう。
見積もりの取り方は主に以下の方法で取ります。
- 電話やホームページ等からの依頼
- 出張見積もり
見積もりの依頼方法は、電話やホームページで問い合わせる場合と、業者が自宅を訪問して行う出張見積もりの2つの方法があります。
見積もりを求める際には業者から必要な情報を提供するように求められます。
具体的には予算や不用品の処分の有無、作業後のクリーニングの必要性などがあります。
電話やメールで見積もりを依頼する場合、業者は提供された情報を元に見積もりを作成してくれます。
また、比較サイトや一括見積もりサイトを利用することで、複数の業者から一括で見積もりを入手することもできます。
一方、出張見積もりの場合は、まず業者が自宅を訪問して下見を行う日時を決定します。下見の結果を元に、業者が見積もりを作成してくれます。
出張見積もりや作業日は、通常は依頼者が立ち会った状態で行われるので、業者の対応の善し悪しを判断する材料ともなります。
また状況や荷物の量を正確に伝えることができるので、追加料金が発生しにくいというメリットもあります。
より手軽に見積もりをしたい場合は電話やウェブ、見積もりと実際の費用の差を少なくしたい場合は出張見積もりを利用すると良いでしょう。
見積もりで確認するポイント
遺品整理の見積もりを取る際に確認すべきポイントは以下のものがあります。
- 料金明細
- 家財の処分や供養
- 追加料金の有無
料金明細
見積もりを出してもらったら、料金明細に不明な点がないか確認しましょう。
費用は作業にかかる人数や部屋の広さによって変動しますが、ホームページなどで表示されている料金はあくまでも目安と考えましょう。
家財の処分や供養
家財の処分や供養が必要になる場合は別途料金が発生することがあります。
家財のタイプや数量に応じて、処分費用も変動します。
遺品整理の際に買い取ってもらえるかどうかを確認しましょう。
家電や大型ゴミを引き取ってもらう場合は、リサイクル料金がかかります。
供養を望む人形や仏壇などには、別途費用がかかることがあります。
追加料金の有無
追加料金の有無をあらかじめ確認しておくことで、後でトラブルに巻き込まれる可能性が低くなります。
一部の業者では、ハウスクリーニングや遺品の供養をオプションとして提供しています。
その他にも、追加オプションメニューに含まれているものがあるかどうかを確認しておきましょう。
遺品整理の見積もりを安くするコツ
遺品整理の見積もりを安くするコツには以下のものがあります。
- 相見積もりを取る
- 自分たちで処分できるものは処分する
- フリマアプリやリサイクルショップなどで売却する
相見積もりを取る
遺品整理を業者に依頼するときは複数の業者から相見積もりを取ることがおすすめです。
一社だけでは相場より高いかどうかの判断がつきにくくなりますし、業者によっては高めに設定されている場合もあります。
複数の業者から見積もりを取って、もっとも納得性の高い業者を選定することで無駄な費用や不安を減らすことができます。
自分たちで処分できるものは処分する
遺品整理は荷物の量によって料金が変わるので、自分で処分した場合は料金が安くなることがあります。
不用品はゴミ処理センターなどに持ち込む、リサイクルに出す、誰かに譲るなどの方法で少しでも搬出する荷物を減らしましょう。
ただし業者によっては処分品の分別が適切かどうか確認するために梱包されたものを開封することがあります。
自分たちで処分する予定のものは予め業者に伝えて、料金から引いてもらえるか確認しておくことが重要です。
フリマアプリやリサイクルショップなどで売却する
不用品や遺品の整理ではフリマアプリやリサイクルショップなどを使って売る方法もあります。
若干の手間がかかりますが、まだ使えそうな家電や服などは売却すれば遺品整理の費用に充てることができます。
また業者によっては買取サービスを行っていることもあるので、作業料金から引いてもらえるか確認するのもいいでしょう。
業者選びの注意点
遺品整理の業者を選ぶときには以下の点に注意しましょう。
- 責任者の印鑑が押してあるか
- 追加オプションの説明をしてくれるか
- しつこく勧誘してこないか
責任者の印が押してあるか
見積書を受け取ったら責任者の印が押してあるか確認しましょう。
見積書には作業担当者の責任のもとに印鑑が押してあるのが通常です。
責任者の名前が不明、または印鑑がない見積もり書を渡してくる業者の場合は避けたほうが無難と言えます。
追加オプションの説明をしてくれるか
遺品整理の費用は部屋の状態や荷物の量などによって大きく変動します。
追加のオプションや追加費用がかかりそうな事項に関してしっかりと事前に説明してくれる業者を選びましょう。
説明がない業者の場合は作業が終わった後に高額な費用を請求されたりする可能性もあるので、注意が必要です。
また見積書でよくわからない費用などは事前に確認しておきましょう。
しつこく勧誘してこないか
見積もりをもらった後にしつこく電話で勧誘してきたり、訪問してきたりする業者は避けましょう。
悪徳業者になるとその場での契約を迫ったり、高額なキャンセル料を請求してくる業者もあります。
大切な人が亡くなって精神的にも余裕がなかったり、疲れていて判断力が低下しているときに悪徳業者に関わると余計な労力を費やすことになります。
万が一しつこい業者や悪徳業者に騙された場合は消費者センターに相談するようにしてください。
まとめ:見積もりは相見積もりが基本
以上、遺品整理の見積もりの取り方を解説してきました。
料金を安く抑えるためには複数の業者から見積もりを取りましょう。
また費用に関してしっかりと説明してくれる業者を選ぶことも重要です。
業者の中には後から高額な費用を請求したり、キャンセル料を請求してくる悪徳な業者も存在します。
信頼できる業者を選ぶには見積書に責任者の印が押してあるか、スタッフの対応がいいかなどを見て判断しましょう。
片付けの忍びでが最大3社の業者から一括で見積りを受け取ることができます。
信頼できる業者のみを掲載しているので、最安の遺品整理業者をお探しの際はぜひ検討してみてください。