体重計の処分方法は？正しい捨て方と注意点を紹介

私たちの生活に欠かせない健康管理の道具の一つである体重計。

しかし、新しいものに買い替える時や壊れてしまった時には、どのように処分すれば良いのでしょうか。体重計を手放す方法としては、ただゴミとして捨てるだけではなく、リサイクルや中古品としての販売するといった方法もあります。

本記事では、体重計の正しい処分方法と、手放す際の注意点を詳しくご紹介します。

体重計の処分方法

体重計を処分をする５つの具体的な方法をご紹介します。

以下の方法を参考に自身の状況に合った最適な方法を選び、体重計の適切な処分につなげましょう。

自治体で処分する

電子機器である体重計の処分方法は、自治体の規定によって異なります。可燃ごみや不燃ごみで出せば、無料で処分できる地域もありますが、一辺が30cm以上であれば粗大ゴミの扱いになる所もあります。まずは自治体に問い合わせて、体重計の扱いのガイドラインを調べましょう

家電量販店に引き取りを依頼する

新しい体重計を購入する際に、古い体重計の引き取りを依頼することも可能です。

新品をで購入すれば無料で引き取りを行っている店舗もありますが、手数料がかかる場合があるので、購入前に店舗に確認しましょう。リサイクル料金は500~1,000円ほどが相場となります。

リサイクルショップに売却する

体重計が使用可能な状態である場合、リサイクルショップへ売却することも選択肢の1つです。必ず値段がつくとは限りませんが、近くにお店があって処分費用をかけたくない人には有効な選択肢です。

フリマアプリ・オークションに出品する

使用しなくなった体重計の状態が良好であれば、フリマアプリやオンラインオークションに出品することも考えられます。必ず購入されるとは限りませんが、物が良ければ5,000円程で販売することも可能となります。出品から発送までの手間はかかりますが、もっとも換金できる可能性が高い手段となります。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼することも選択肢の1つです。フリマアプリやリサイクルショップに出すことの出来ない壊れた体重計も引き取って貰うことができます。

業者が自宅まで回収に来てくれるので、処分の手間もほとんどかかりません。ただし費用が他の選択肢よりも割高になるので、事前に何社か見積もりを取ってから依頼するようにしましょう。

体重計の処分の注意点

処分前に電池は外しておく
体重計を処分する際には、必ず電池を取り外すことが重要です。電池は小型電子機器とは異なる種類のゴミとして分別して処分する必要があります。
また、電池の中には電気化学反応を利用して電気を生成する物質が含まれており、不適切な処理がなされると、これらの物質が反応して発火する恐れもあります。

小型家電の対象になることもある
一部の自治体では小型家電の回収ボックスが設置されています。ボックスに投入するだけで無料でリサイクルに出すことができるので、一度近くに回収ボックスが設置されているかどうか確認してみるのも良いでしょう。自治体のウェブサイトや問い合わせ窓口などで、回収ボックスがどこに設置されているのかを調べることができます。

医療機関の場合は処分方法が異なる

感染症の拡大を防止する観点から、医療機関などで使用される体重計の処分方法は、一般的な家庭用の体重計とは異なります。医療機器廃棄の専用業者が引き取るか、病院内で焼却するかの方法で処分することが法律で定められているので、きちんと遵守しましょう。また、中古医療機器専門の業者に売却することもできます。まだ使える状態なのであれば、一度査定に出してみても良いでしょう。

まとめ：体重計の処分は正しい方法を調べよう

体重計はゴミとして捨てるだけでなく、再利用やリサイクルをすることもできます。

体重計は電子機器の一つで、処分に際しては電池を外すなど、その他のゴミとは異なる注意点が存在します。電池は適切なリサイクルが求められているため、体重計を捨てる際には必ず外しておきましょう。また、体重計が医療機関で使用されたものである場合、一般ゴミとして処分しないよう注意が必要です。

家庭で使用する一般的な体重計だけでなく、フィットネスクラブや医療機関などで使用される専門的な体重計まで、その処分方法は様々です。それぞれのケースに応じて適切な処分方法を選択し、リサイクル可能なものは再利用を心がけるようにしましょう。