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タイヤの処分方法は?処分にかかる費用やタイミングを紹介

自家用車を所有していると、定期的なタイヤ交換が必要です。数年ごとに不要なタイヤが出ますが、自治体のごみ回収には出せないため処分にお困りの方も多いでしょう。とりあえずガレージや物置に積んでおいても、不要なタイヤは場所をとるため邪魔になってしまいます。

そこでこの記事では、タイヤを処分する方法や費用などについて詳しく解説します。ぜひこの記事を参考に要らないタイヤを処分して、スッキリ片付いた空間を手に入れてください。

目次

タイヤ処分のルール

タイヤを処分する際は、環境保全のための法律である廃棄物処理法に従いましょう。廃棄物処理法においてタイヤは、消費者から出たものは一般廃棄物、事業活動に由来するものは産業廃棄物として扱われます。

 不適切な場所に廃棄物を投棄する行為、いわゆる不法投棄は処罰の対象です。

タイヤを不法投棄すると、5年以下の懲役または1,000万円の罰金、さらにそれらが併科となる可能性もあります。無許可業者に引き渡した場合も罰則の対象になります。

タイヤ処分のタイミング

使用状況によりますが一般的なノーマルタイヤの寿命は5年程度、スタッドレスタイヤは3〜4年程度です。使用頻度が高いほど、タイヤの寿命は縮まる傾向にあります。 

未使用タイヤでも紫外線や雨、外気に晒されることにより劣化するため、購入後10年程が処分を考えるタイミングです。なお、タイヤが保管に適さない場所に置かれていた場合は早く劣化する可能性があります。 

タイヤの寿命を把握し、適切なタイミングで処分しましょう。

タイヤの処分方法

タイヤは適切なタイミングでルールに則って処分することが大切です。

ここからは、7つのタイヤ処分方法を紹介します。

ガソリンスタンドで処分する

地域差もありますが、従業員が常駐している大手ガソリンスタンドではタイヤの処分を引き受けていることが多いです。ただし、同じチェーンや系列のガソリンスタンドでも、対応や費用にばらつきがあります。費用を抑えたい場合は複数の店舗を比較しましょう。

なお、セルフのスタンドでは回収していない傾向があります。 

自動車整備工場で処分する

整備工場で車の修理や車検をするとき、タイヤの引き取りを依頼すると効率的です。それまでの利用実績などによって安くしてくれることも多いです。

 ただし、すべての整備工場が直接タイヤを処分しているわけではありません。顧客とタイヤの回収会社を仲介している工場の場合は、価格が変動するリスクがあります。状況によっては価格が高騰している可能性もあるため、金額を確認してから処分を依頼しましょう。

カーディーラーで処分する

カーディーラーで新たにタイヤを購入する場合、不要なタイヤの処分も依頼してみましょう。通常は新規購入が条件となりますが、廃タイヤだけの回収を受け付けている店舗もあります。

 なお、正規ディーラーより中古車ディーラーの方が、処分費用が安い傾向があります。また、長年の取引がある個人経営の販売店では、処分費用の値引きが期待できます。

カー用品店・タイヤ販売店で処分する

手数料はかかりますがタイヤ販売店やカー用品店でも不要なタイヤの回収をしています。処分のみでも利用できますが、新しいタイヤを購入して取り付けるときに古いタイヤを引き取ってもらう形で処分を依頼するのが一般的です。

お店によっては、インターネットで自宅から簡単にタイヤの購入と回収依頼ができるサービスを提供している場合があります。

フリマアプリ・オークションに出品する

フリマアプリやオークションは「中古でもいい」という人が多く利用しているため、買取店やリサイクルショップで引き取りが難しいタイヤでも売却できる可能性があります。オークションでは価格が予想以上に上がる場合もあるため、利用を検討してみましょう。

商品を出品する際はトラブルを防止するため、タイヤの製造元、サイズや、タイヤの状態などについて明確に記載することが重要です。 

リサイクルショップに売却する

リサイクルショップではタイヤの状態が悪く査定額がつかないときでも、ホイール付きなら無料で回収してくれる可能性があります。タイヤの処分費用が掛からず、ホイールの取り外しにかかる手間も省けます。

しかし、ホイールがないタイヤの場合、買取不可となることが多いので注意が必要です。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、状態や種類を問わずタイヤの引き取りができます。さらには希望の日時に自宅まで取りに来てくれるため、タイヤの運搬に手間取ることがなく他の不用品と一緒に処分することが可能です。 多量のタイヤを処分したい場合や、自宅からの運搬手段がないときに適しています。

悪徳業者には引っ掛からないように「一般廃棄物の収集運搬許可」を取得している不用品回収業者に依頼しましょう。

タイヤの処分にかかる費用

タイヤの処分費用は、方法により金額が大きく変わります。 

タイヤ販売店やガソリンスタンド、ディーラーでは一本あたり300円~350円が相場です。自動車修理工場では250円~550円と幅があります。不用品回収業者を利用すると1本あたり1,000円~2,000円が目安となる金額です。 

売却の場合は、中古タイヤ販売業者やリサイクルショップで4本4,000円~20,000円が相場です。フリマアプリなどでは4本セットの価格相場は6,000円~26,000円とやや高額ですが、発送する手間や費用がかかります。

売却できるタイヤの特徴

不要なタイヤを処分するには費用がかかりますが、もしも売れるならお得に手放せます。

ここからは、売却できるタイヤの特徴を紹介します。お手元のタイヤが売れる可能性があるか分かれば、処分するか売るかの判断がしやすくなるでしょう。

残り溝

道路交通法では、タイヤの溝は1.6㎜以上でなければならないと規定されています。特に、車検合格を目指す人々は新品の状態に近いタイヤを探す傾向がありますから、新品同様に溝が残っているタイヤは販売の可能性が高いです。

溝が摩耗していても、スリップサインが隠れており使用可能なら売れる可能性はあります。すでにスリップサインが露出しているタイヤは、処分した方がよいでしょう。

損傷・劣化

タイヤは、劣化や紫外線、空気圧不足などにヒビが生じることがあります。小さなひび割れは使用上問題ない場合もありますが、値段がつきにくいことは覚悟しておきましょう。特にひび割れがコード層まで到達している場合は、売却よりも処分を検討するべきです。

また、目立つ損傷やパンク修理跡、タイヤの内部損傷があると、売却できない可能性が高いです。

アルミホイール

タイヤそのものの価値があまりない場合でも、アルミ自体に金属として価値があるため、アルミホイールが付いていると売却できます。

特に人気ブランドや人気モデルのアルミホイール付きの場合、高価買い取りの可能性が高まります。

処分されたタイヤはリサイクルされる

適切に処分されたタイヤはいろいろな形で再利用され、ほとんど埋め立てごみにはなりません。日本自動車タイヤ協会によると、2022年にリサイクルされたタイヤは98%で、埋め立てられたタイヤは2%です。

燃料として使われた場合、燃やして出た灰はコンクリート材料や着色剤になります。また、再生ゴムなどに加工されたり、中古タイヤとして海外に輸出されたりしています。

適正に処分されたタイヤは大部分が再利用されて、私達の生活を支えているのです。

まとめ:タイヤを処分するなら不用品回収業者がおすすめ

タイヤは一度に複数本まとめて要らなくなることが多いため、その都度処分しておかないとたまってしまいがちです。

処分する方法はいろいろありますが、特におすすめなのが不用品回収業者の利用です。処分費用はやや高額ですが、指定した日時に自宅まで引き取りに来るため手間や時間がかかりません。定額プランや乗せ放題などを利用してタイヤと一緒に他の不用品も引き取ってもらえば、気になる料金も割安になります。

かさばるタイヤがなくなると、空間が広く使えるようになるでしょう。

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