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ドラム缶の処分方法は?中身の処理方法や注意点を解説

ドラム缶を保有されている方は少ないかもしれませんが、保有している方にとって不用なドラム缶は処分方法に困るもの。

家具などとは違いドラム缶はどうすれば適切に処分できるのか、分類は不燃ごみなのか粗大ごみなのかとわかりづらいものです。

ドラム缶の処分で悩んでいる方のために、処分方法や中身の処理方法、押さえておきたい注意点を解説します。

誤った方法で処分しないためにも、ドラム缶の適切な処分方法を知っておきましょう。

目次

ドラム缶を処分できる自治体は少ない

ドラム缶はそもそも処分できる自治体が少ないのが現状です。

何故なら自治体によってドラム缶は処理が難しい適正処理困難物や、産業廃棄物に分類され、回収や処分に応じていない自治体もあります。

そんな中、ドラム缶を誤って通常のごみとして出すと、場合によっては不法投棄とみなされることもあるため注意が必要です。

自治体によっては処分可能なところもあるため、お住まいの地域がドラム缶の回収・処分を行っているのか、ホームページなどであらかじめ確認しておきましょう。

ドラム缶の処分方法

処分が難しいドラム缶ですが、しかるべきところに依頼すればきちんと処分ができます。

ドラム缶の処分方法を3つご紹介します。

自治体の粗大ごみに出す

もしお住まいの自治体がドラム缶を粗大ごみとして回収しているのであれば、問題なく粗大ごみに出せます。

自治体ごとに収集の仕方に差がありますが、主な方法は次の2通り。

・ごみ処理施設に直接持ち込む

・戸別収集

大きく重たいドラム缶は戸別収集であれば、施設まで運んでくれるので便利です。ただし自宅の敷地からの運び出しには対応していないため、ご自身の手で家の前や指定された場所までドラム缶を運ぶ必要があります。

買い取り業者に依頼する

ドラム缶は買い取りを行う業者に依頼して、処分が可能です。

買い取り可能なドラム缶の条件は、一例として次の通り。

・製造してから3年以内

・ドラム缶内部に液体や異物などが入っていない

・歪みや曲がっている箇所がない

・見てわかる打痕がない

買い取り業者の中には値段が付かないものも引き取ってくれるところもあるため、前もって確認しておくと良いでしょう。

不用品回収業者に依頼する

ドラム缶を処分する際は、不用品回収業者に依頼するのも選択肢の一つ。

業者によっては、中身が入ったままのドラム缶を回収してくれるところもあります。

不用品回収業者は予定が合えば、その日のうちに回収に来てくれるところもあるのが強み。重いドラム缶も運んでくれるため、家から運び出す必要もありません。

費用は掛かるもの、スピーディーかつ手間をかけずドラム缶を処分したい時は、不用品回収業者に依頼しましょう。

ドラム缶を処分する際の注意点

ドラム缶を処分する上で、覚えておいて欲しい注意点が3点あります。

処分する前に、必ずチェックしておきましょう。

自分で処分をしようとしない

ドラム缶は他の家具のように、自分で処分をしようとしないでください。

何故ならドラム缶の中に揮発性のある液体が入っている場合、切断の際に生じる火の粉により爆発を引き起こす恐れがあるからです。

またドラム缶の中には人体に有害な液体が入っていることもあるため、自身で処分をした際に重大な事故を引き起こす可能性もあります。

専門の業者でも死亡事故に至るのが、ドラム缶の処分です。中身が入っていないと確証が得られる場合以外は、自分で処理をしようとせずプロにお任せしましょう。

中身を処理しておく

ドラム缶を回収してもらうためには、必ず中身を処理しておきましょう。中身が入ったままでは、回収を拒否される場合もあるからです。

ただしドラム缶の中に薬品やオイル、危ない液体が入っている、そもそも中身がわからない場合は、自己判断で処理をしてはいけません。

お住まいの自治体などに問い合わせ、必ず処理方法を確認しましょう。

雨水が入らないようにしておく

処分の際は中身が入っていないことが大前提なドラム缶は、雨水が中に入らないよう蓋やキャップをしましょう。

ドラム缶をそのまま放置して中に雨水が溜まると回収してもらえないうえ、溜まった雨水を処理する手間がかかります。

溜まった雨水を処理しようとして穴を空けると買い取りや処分が難しくなるため、蓋やキャップをするなどして雨水自体が入らないようにしておくのが無難です。

ドラム缶の中身の処分方法

ドラム缶の処分を依頼する際は、前もって中身を処分しておきましょう。中身を処分しておけば、ドラム缶を問題なく回収してもらえます。

素人でも対応が可能な雨水と灯油の処分方法をご紹介しますので、参考にしてください。

雨水の処分方法

雨水の処分方法は、量によって異なります。

<少量の場合>

ドラム缶を傾けて、雨水を外に出しましょう。

その際は汚れてもいい服や長靴を履いておくと、作業がスムーズです。

<大量の場合>

ドラム缶に雨水が大量に溜まっている場合は、傾けて出すのはやめましょう。重さにより、思わぬケガを負ってしまうからです。

傾ける代わりにドラム缶用のポンプを使用し、雨水を取り出していきます。

ドラム缶用ポンプは、ホームセンターやインターネットで購入が可能です。

灯油の処分方法

灯油が入っている場合も、量によって処分方法が変わります。

<少量の場合>

ドラム缶用ポンプを使うのも良いですが、新聞紙や布などに灯油を染み込ませ、可燃ごみとして処分するのも方法の一つです。

灯油を染み込ませる際は軍手を着け、必ず火のない場所で安全を確保しながら処理を行いましょう。

<大量の場合>

ドラム缶用ポンプを利用して、灯油をポリタンクに移し替えます。

灯油はガソリンスタンドによって引き取ってくれるところもあるため、作業前にお近くのガソリンスタンドで引き取ってもらえるか確認しておくとスムーズです。

灯油を処分する際は絶対に川や土に流さず、環境汚染や火事にならないよう注意して作業してください。

まとめ:ドラム缶の処分をするなら不用品回収業者がおすすめ

ドラム缶の処分方法と中身の処分方法をご紹介しました。不要なドラム缶は適切な方法で処分しましょう。

家具などと異なり処分が難しいドラム缶ですが、困った時は不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。

不用品回収業者ならスムーズに引き取りに来てくれるうえ、重たいドラム缶を運び出す必要がありません。手間をかけず、きちんとドラム缶を処分できます。

自宅の敷地を占有するドラム缶は納得できる方法にて、適切に処分しましょう。

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