チャイルドシートの処分方法は?装着義務や正しい捨て方を解説
子どもが大きくなり古いチャイルドシートが不要になったとき、どう処分すればよいのでしょうか。
チャイルドシートは大きくて重いため、処分を先延ばしにして家に置いておくと邪魔になってしまいます。手放したいけれど、どのような方法があるのか分からないという人も多いでしょう。
この記事では、不要になったチャイルドシートの処分方法について詳しく説明します。スペースをあけてお部屋を広く使うためにも、この記事を参考に早めに片付けてしまいましょう。
チャイルドシートの義務
子どもが6歳未満の場合、道路交通法で車に乗るときはチャイルドシートを使うことが義務付けられています。また、車のシートベルトは140cm以上の人が使うことを想定して作られています。子どもの安全を考えると、140cm以上に成長するまでは高さなどを調節するためにチャイルドシートが必要です。
新生児と学童では体の大きさが大幅に異なるため、同じチャイルドシートをずっと使い続けることはできません。子どもの成長に応じて、3回程度は買い替えるのが一般的です。
チャイルドシートの処分方法
お子さんがいる家庭では成長に伴う買い替えで数年ごとに不要なチャイルドシートがでるため、あらかじめ処分方法を把握しておくとよいでしょう。
ここからは、チャイルドシートの処分方法を6つ紹介します。ご自身に合った処分方法がきっと見つかるはずです。
粗大ごみとして処分する
チャイルドシートは、大きさや形状から多くの自治体で粗大ごみとして取り扱われます。地域により異なりますが、一辺が30cm以上のものや、指定ごみ袋に入らないものが粗大ごみになるのが一般的です。
粗大ごみは自治体に収集を依頼する方法と、自分でごみ処理場に運ぶ方法があります。
リサイクルショップに売却する
人気ブランドや状態が良いチャイルドシートなら、リサイクルショップで買い取ってくれる可能性があります。
査定前に掃除すれば買い取り額が上がるかもしれません。付属品や説明書があれば、一緒に持参しましょう。
買い取りができるかどうかは使っていた年数や状態、付属品の有無などによります。持参する前にリサイクルショップに問い合わせてみましょう。
フリマアプリ・オークションに出品する
使わないチャイルドシートは、フリマアプリやオークションで売ると臨時収入になります。自分で値段を付けられるため、リサイクルショップよりも高く売れる可能性もあります。
ただし、チャイルドシートはサイズが大きいため送料が高くなりがちです。送料の金額を調べてから値段を決めましょう。
出品前には掃除して、不具合がないかチェックが必要です。商品の細かい状態や購入した時期、使った期間などを詳しく記載して、後でトラブルにならないように注意しましょう。
知人や友人に譲る
チャイルドシートは子どもを車に乗せるときに必須なアイテムです。妊娠中の友人や小さい子どもがいる知り合いに声をかけてみましょう。もしチャイルドシートを取りに来てくれるなら、重たいシートを運ぶ手間も省けます。
ただし人によっては「誰かが使っていたものはちょっと…」「古いのは安全かな?」と不安に思う場合もあるため、気の置けない友達や親戚ぐらいの範囲に聞いてみましょう。
寄付する
使えるチャイルドシートがあるけれど身近に必要な人がいない場合は、寄付という選択肢もあります。チャイルドシートを受け取ってくれる施設や団体はいろいろあります。ただし、団体によってどのような物が寄付できるか異なるため、注意が必要です。
また、無料で寄付できる団体もありますが、寄付するにあたって募金を求められるケースもあります。スムーズに寄付するために、事前に詳しく確認しておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
チャイルドシートを手放したいとき便利な方法は、不用品回収業者に依頼することです。売るわけではないため、壊れていたり、汚れていたりしても問題ありません。自分で重いチャイルドシートを運ぶ必要もなく、家から出ず楽に処分できます。他の不用品も一緒に処分できるため、不要になったベビー用品を一気に片付けたい人にもおすすめです。
まとめ:チャイルドシートの処分は不用品回収業者に依頼するのがおすすめ
チャイルドシートの処分方法はいろいろあることが分かりました。処分方法を決める際には、費用や手間を総合的にみて判断することが大切です。
子育て世代は何かと忙しいため、なるべく簡単に処分したいという人は少なくありません。不用品回収業者は利用者の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれるため、忙しい子育て世帯には大変便利です。
不用品回収業者を賢く使い、面倒な手間をかけずに不要なチャイルドシートを処分してしまいましょう。