空気清浄機の処分方法は?寿命や費用相場を解説
花粉やウイルス対策に力を発揮する、空気清浄機。便利な空気清浄機は買い替えや引越しの際に処分しようとしても、実際はどう処分すればいいのかわからず頭を悩ませませんか?
本記事では空気清浄機の処分で悩む方のために、知っておきたい空気清浄機の寿命や売却も含めた処分方法、処分費用の相場、ユニットやフィルターの分別方法を解説します。
時間が経ってから後悔しないよう、ご自身が納得のいく方法で古い空気清浄機を処分しましょう。
空気清浄機の寿命
空気清浄機における寿命はおよそ6年と見なされています。その理由は、空気清浄機における耐用年数が法律にて6年と取り決められているからです。
ただ耐用年数は厳密には寿命とは異なり、メンテナンス具合や空気の汚れ度合いで使用できる期間が変わってくるため、目安として寿命は6年と考えておくと良いでしょう。
空気清浄機に使用されるフィルターやモーターの使用期間は、およそ10年。フィルターは交換できますが、外装で使われているプラスチックは劣化するため、買い替えや処分はやはり6年を目安に検討すると良いです。
空気清浄機の処分方法
空気清浄機の処分方法は、主に5通りあります。それぞれの処分方法を解説していきますので、ご自身に合う方法をお選びください。
粗大ごみとして処分する
空気清浄機は粗大ごみとして処分が可能です。自治体が対応する粗大ごみは安心感があるだけでなく、費用もあまりかかりません。基本的には一辺が30cmを超える空気清浄機なら、粗大ごみとして処分ができます。
(粗大ごみの基準はお住まいの自治体によって異なる)
粗大ごみの出し方は主に2通り。
自宅前や指定の場所まで回収に来る収集 | 収集まで時間が掛かるが持ち運ぶ手間は最小限 |
クリーンセンターなどの処理施設に直接持ち込む | 持ち運ぶ手間が掛かるもののすぐに処分ができ、費用も少し安い |
どちらの方法でも粗大ごみならば、売却できないような壊れた空気清浄機も問題なく処分が可能です。
リサイクルショップに売却する
処分費用と手間はかけず、少しでもお金を得たい方はリサイクルショップに売却しましょう。
リサイクルショップでは製造から5年以内の空気清浄機や、元々高値で人気のある空気清浄機なら、買い取り金額に期待ができます。状態が良いうえに外箱や説明書などの付属品があると、なお良いです。
リサイクルショップではあまりにも古い機種だと値段が付かないこともあるため、その点は気を付けましょう。
不要となった空気清浄機は近隣のリサイクルショップや、出張買い取りを行うリサイクルショップに売却してみてはいかがでしょうか。
フリマアプリ・オークションに出品する
リサイクルショップよりも高く売りたい、査定が付かなかった古い空気清浄機をどうしてもお金に換えたい時は、フリマアプリ・オークションに出品するのも良いです。
フリマアプリ・オークションなら人気の機種や最新の機種だけでなく、少し古いタイプでも価格が安ければ売れる可能性があります。
フリマアプリ・オークションは出品や発送の手間が掛かるだけでなく、売り切る保証がありません。代わりにご自身で値段が付けられ、売ることができればリサイクルショップ以上の金額が手元に入るのが魅力です。
出品する際のコツは、次の通り。
・空気清浄機の送料を踏まえて価格を設定(送料で赤字にならない)
・事前に清掃しておくことでクレーム対策&価格アップ
家電量販店に引き取りを依頼する
近隣に家電量販店がある、新しい空気清浄機を家電量販店で購入する予定があれば、家電量販店へ引き取りを依頼するのも選択肢の一つです。
小型家電リサイクル法により家電量販店では、対象となる空気清浄機の回収を実施しています。
時期によってキャンペーンでポイントが付いたり、リサイクル料金が戻ったりなどお得に処分できる場合もあるのが、家電量販店の引き取りの強みです。
家電量販店ごとに費用や対象条件、キャンペーンは異なるため、ご利用の際は家電量販店の店頭やホームページをチェックしてみてください。
不用品回収業者に依頼する
費用をかけても丸投げでお任せしたい、一刻も早く処分したい時は不用品回収業者に依頼しましょう。
その理由は、不用品回収業者なら空気清浄機の状態や製造年月に関わらず、どんなものでも引き取ってくれるからです。またスケジュールが合えば最短で即日回収にも応じてくれるため、不要な空気清浄機もすぐに処分できます。
掃除などの必要もなく、運び出しもお願い可能。小さなお子さんがいるご家庭やご高齢の方も、手間をかけず空気清浄機を楽々手放せます。
ユニット・フィルターの処分方法
空気清浄機を処分する際は、本体の中にあるユニットやフィルターもお住まいの自治体におけるルールに従い、分別してから処分しなくてはなりません。
分別していない空気清浄機は、回収してもらえない場合があります。
(分別例)
可燃ごみ | フィルター |
不燃ごみ | ユニットや化学繊維でできたフィルター |
フィルターはご利用の製品によって材質が異なるため、説明書や製品のページをチェックして、可燃ごみ・不燃ごみどちらになるのか確認してから処分しましょう。
空気清浄機の処分にかかる費用
種別 | 費用 |
粗大ごみとして処分 | 200円から1,000円 |
リサイクルショップに売却 | 処分費用は掛からず、状態・商品に応じてプラスになることも |
フリマアプリ・オークションに出品 | 買い手が付けば処分費用は掛からずプラス |
家電量販店に引き取りを依頼 | 500円から2,000円程度(店頭持ち込み。自宅回収は別途費用が掛かる) |
不用品回収業者に依頼 | 単品回収1,000円から、積み放題やパック料金は10,000円から |
不用品回収業者の積み放題やパック料金はキャンペーンにより、よりリーズナブルな価格で利用できる場合もあります。
まとめ:空気清浄機の処分は不用品回収業者に依頼するのがおすすめ
空気清浄機の寿命や処分方法、フィルターやユニットの処分方法について解説しました。
手間をかけず空気清浄機を処分するのであれば、不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。
費用は他の方法に比べて割高になるかもしれませんが、運び出しから処分までを一括してお任せできます。
不用品回収業者なら状態を問わず、本体の掃除をしたりユニットやフィルターの分別をしたりする必要もありません。最短で即日対応してくれるため、引越しまで間もない時や急ぎの時にも頼りになります。
今回ご紹介した処分方法を参考に、ご自身が納得のいく方法で空気清浄機の処分を行ってください。